真ん中バースデーとは?2人・3人以上の計算方法と、年またぎ・2月29日生まれの場合
真ん中バースデーは、2人の誕生日のちょうど真ん中にあたる日のことです。手で数えると「どちら回りで数えるか」「差が奇数のときはどうするか」で迷いがちです。1年を円にして考える計算方法を軸に、真ん中が2日になる理由、反対側の真ん中、年またぎ・2月29日生まれの扱い、3人以上のグループや生年月日の真ん中までを例とともに解説します。
カップルや友達、推しと自分の誕生日のちょうど真ん中の日を「真ん中バースデー」としてお祝いする人がいます。ところが実際に数えてみると、「どちら回りで数えればいい?」「差が奇数日のときは?」「12月と1月だと?」と迷いがちです。この記事では、1年を円にして考える計算方法を軸に、真ん中バースデーの求め方と、年またぎ・2月29日生まれ・3人以上の場合の考え方を、例とともに解説します。
真ん中バースデーとは?
真ん中バースデーは、2人の誕生日のちょうど真ん中にあたる日のことです。たとえば3月1日生まれと3月31日生まれなら、どちらの誕生日からも15日離れた3月16日が真ん中バースデーです。毎年同じ日にめぐってくるので、それぞれの誕生日とは別の「2人の記念日」としてお祝いできます。
この言葉がいつ、どこで使われ始めたのかははっきりしていません。カップルや夫婦、友達どうしで楽しむほか、推し活では、推しと自分や、コンビ・グループのメンバーどうしの真ん中バースデーを祝う楽しみ方も見られます。公式の決まりがある日ではないので、数え方も祝い方も自分たちで決めてかまいません。この記事では、多くの人が納得しやすい「近い回りのちょうど真ん中」を真ん中バースデーとして説明します。
計算方法:1年を円にして「近い回り」の真ん中を取る
真ん中バースデーを考えるときは、1年を時計の文字盤のような円と見なします。円の上に2人の誕生日を置くと、その間には「近い回り」と「遠い回り」の2本の道ができます。日数の少ない近い回りをちょうど半分に分けた日が、真ん中バースデーです。
手で計算するときは、誕生日を「1月1日から数えて何日目か(通算日)」に直すと簡単です。うるう年でない年(平年)の各月1日の通算日は次のとおりです。
| 月 | 通算日 | 月 | 通算日 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 1 | 7月 | 182 |
| 2月 | 32 | 8月 | 213 |
| 3月 | 60 | 9月 | 244 |
| 4月 | 91 | 10月 | 274 |
| 5月 | 121 | 11月 | 305 |
| 6月 | 152 | 12月 | 335 |
- 通算日に直す:5月10日=121+9=130、8月20日=213+19=232
- 差を求める:232−130=102日。差が182日以下なら、それが近い回りの日数です(183日以上のときは、後述の「年をまたぐ場合」を参照)。
- 差の半分を足す:130+51=181。6月1日が152なので、181日目は6月30日
5月10日生まれと8月20日生まれの真ん中バースデーは6月30日です。6月30日は5月10日の51日後、8月20日の51日前で、どちらからも同じだけ離れています。手早く確かめたいときは、真ん中バースデー計算ツールで2人の誕生日を選ぶと、真ん中の日と次の日付・曜日、あと何日かがすぐにわかります。日数の足し引きの基本は日付・日数計算の活用でも解説しています。
差が奇数日だと真ん中が2日になる理由
2人の誕生日の差が奇数日のときは、真ん中がひとつの日に決まりません。3月1日と3月4日(3日差)で考えると、3月2日は3月1日の1日後・3月4日の2日前、3月3日は2日後・1日前です。ちょうど真ん中は3月2日と3日の境目(夜中の0時)にあり、どちらの日も同じだけ真ん中なので、真ん中バースデーは2日あると考えます。
| 2人の誕生日 | 近い回りの差 | 真ん中バースデー |
|---|---|---|
| 3月1日・3月31日 | 30日 | 3月16日 |
| 5月10日・8月20日 | 102日 | 6月30日 |
| 5月10日・8月21日 | 103日 | 6月30日・7月1日 |
| 3月1日・3月4日 | 3日 | 3月2日・3月3日 |
| 4月10日・4月10日(同じ誕生日) | 0日 | 4月10日 |
| 4月10日・4月11日(1日違い) | 1日 | 4月10日・4月11日(2人の誕生日そのもの) |
2日のうちどちらでお祝いするかに決まりはありません。都合のよいほうを選んでも、2日続けてお祝いしてもよいでしょう。
反対側(遠い回り)の真ん中バースデー
円の上では、遠い回りにもちょうど真ん中があります。これが「反対側の真ん中バースデー」で、近い回りの真ん中から約半年(182日か183日)ずれた日になります。5月10日と8月20日なら、遠い回りは263日で、反対側の真ん中は12月29日・30日の2日です。
1年の365日は奇数なので、近い回りと遠い回りの日数は、必ず一方が偶数、もう一方が奇数になります。そのため、近い回りの真ん中と反対側の真ん中は、どちらか一方が必ず2日になります。
2人の誕生日がほぼ半年離れているときは、近い回りと遠い回りの差が1日しかなく、どちらも同じくらい「真ん中」です。1月1日と7月2日なら、近い回り(182日)の真ん中は4月2日、遠い回り(183日)の真ん中は10月1日・2日です。2つ目の記念日として、反対側の日もお祝いする楽しみ方もあります。
12月と1月など年をまたぐ場合
手計算で間違えやすいのが、12月生まれと1月生まれのように年をまたぐ組み合わせです。誕生日を1月から12月の順に並べて間を数えると、遠い回りを数えてしまうことがあります。
12月20日と1月10日の場合、1月10日から12月20日までは344日で、その真ん中は7月1日です。しかし、これは遠い回りの真ん中(反対側)です。12月20日から年をまたいで1月10日まで数えると21日しかなく、こちらが近い回りです。21日は奇数なので、真ん中バースデーは12月30日と31日の2日になります(12月30日は12月20日の10日後・1月10日の11日前)。
通算日で計算するなら、差が183日以上のときは、365から差を引いた日数が近い回りです。遅いほうの誕生日(通算日の大きいほう)にその半分を足し、365を超えたら365を引きます。11月3日(307)と2月14日(45)なら、差は262日なので近い回りは365−262=103日(奇数)。307+51=358と307+52=359で、真ん中バースデーは12月24日・25日のクリスマスです。なお、早生まれかどうかや何年生まれかは、毎年の真ん中バースデーには関係しません。
2月29日生まれ・うるう年の場合
毎年同じ日にお祝いできるよう、この記事では1年を365日(2月29日のない平年の暦)として計算しています。2月29日生まれの人は、うるう年でない年の誕生日を2月28日とするか3月1日とするかで、真ん中が1日ずれることがあります。2月29日生まれと6月1日生まれの2人なら、次のとおりです。
| 平年の誕生日の扱い | 近い回りの差 | 真ん中バースデー |
|---|---|---|
| 2月28日として数える | 93日 | 4月15日・4月16日 |
| 3月1日として数える | 92日 | 4月16日 |
どちらが正しいということはないので、ふだん誕生日をお祝いしている日に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、うるう年には2月29日が1日増えるため、2月29日をはさむ組み合わせでは、その年の実際の日数で数えると真ん中がずれることがあります。2月10日と3月20日の真ん中はふだんは3月1日(差38日)ですが、うるう年の2028年に実際の日数で数えると差が39日になり、2月29日・3月1日の2日が真ん中です。毎年同じ日にするか、うるう年だけ実際の日数に合わせるかは、好みで決めてかまいません。真ん中バースデー計算ツールでは、2月29日生まれの扱いを切り替えられ、実際の日数で数えた日付も「うるう年メモ」として表示します。
3人以上の真ん中は「円の平均」で考える
推しグループのメンバー全員や家族など、3人以上の真ん中を求めるときは、2人のときのように「近い回り」が1本に決まりません。そこで、1年の円の上に全員の誕生日を置き、それぞれに同じ重さのおもりをのせたときの重心の方向(円の上での平均)を、グループの真ん中と考える方法があります。2人だけなら、近い回りの真ん中と同じ日になる決め方です。
通算日をそのまま平均すると、年をまたぐグループでは大きくずれてしまいます。12月20日・1月10日・1月25日生まれの3人の場合、通算日(354・10・25)の単純な平均は約130日目の5月10日ごろで、3人の誕生日から遠く離れた日になります。円の上で平均すると、グループの真ん中は1月8日です。
| メンバーの誕生日 | グループの真ん中(1月8日)との差 |
|---|---|
| 12月20日 | 19日前 |
| 1月10日 | 2日後 |
| 1月25日 | 17日後 |
誕生日が1年じゅうに散らばっているほど、真ん中ははっきりしなくなります。1月1日・4月2日・7月2日・10月1日のように、ほぼ3か月ずつ離れた4人では、どの日も同じくらい「真ん中」といえるため、計算上の真ん中(5月17日・18日)は目安にとどまります。真ん中バースデー計算ツールの「3人以上」では、誕生日のまとまり具合(まとまり度)や、2人ずつの組み合わせの真ん中も確認できます。
生年月日どうしの真ん中の日(2人の“平均の誕生日”)
毎年の真ん中バースデーとは別に、生まれ年まで含めた「2人が生まれた日のちょうど真ん中の日」を求めることもできます。2人の生年月日の間の日数を数え、その半分だけ進めた日です。
1995年4月10日生まれと1998年9月25日生まれなら、間は1,264日(年齢差3年5か月15日)で、ちょうど真ん中は1997年1月1日です。この日に生まれた人は、いつでも2人のちょうど平均の日数を生きていることになり、いわば2人の“平均の誕生日”といえます。間の日数が奇数のときは、毎年の真ん中バースデーと同じように2日になります。
ただし、毎年の真ん中バースデー(この2人なら7月3日)とは考え方が違うため、月日が半年ほどずれることもあります。満年齢や生まれてからの日数(経過日数)は、年齢計算ツールでも確かめられます。
真ん中バースデーの過ごし方の例
決まった祝い方はないので、2人の関係に合わせて気軽に楽しめます。たとえば次のような過ごし方があります。
- カップル・夫婦:小さなプレゼントを贈り合う、2人で食事に出かける
- 友達:お互いの好きなお菓子や飲み物を持ち寄ってお祝いする
- 推し活:推しと自分、推しどうしの真ん中バースデーに、ケーキやグッズを並べて写真を撮る
- 家族:親子や兄弟の真ん中バースデーに、ふだん言えない感謝を伝える
毎年めぐってくる日なので、スマートフォンのカレンダーに毎年くり返す予定として入れておくと忘れません。付き合った日からの日数や100日記念日は記念日計算ツール、2人の干支や星座は干支・星座チェッカーツールで調べると、記念日の話題づくりにも役立ちます。
よくある質問
真ん中バースデーはどうやって計算しますか?
1年を円と考え、2人の誕生日の間の日数が少ない「近い回り」をちょうど半分に分けた日が真ん中バースデーです。誕生日を1月1日からの通算日に直して差を出し、差が183日以上なら365から引いた日数を近い回りとします。たとえば5月10日と8月20日は102日差なので、5月10日の51日後の6月30日です。
誕生日の差が奇数日のときは、どちらの日が真ん中バースデーですか?
差が奇数日だと、ちょうど真ん中が2つの日の境目にくるため、2日とも真ん中バースデーと考えます。たとえば5月10日と8月21日は103日差で、6月30日と7月1日の2日です。どちらでお祝いするかに決まりはないので、都合のよい日を選ぶか、2日続けてお祝いするとよいでしょう。
12月生まれと1月生まれの真ん中バースデーはいつですか?
年をまたぐ近い回りの真ん中です。12月20日と1月10日なら近い回りは21日で、真ん中バースデーは12月30日・31日の2日です。誕生日を1月から順に並べて数えた7月1日は、遠い回りの真ん中(反対側)なので注意しましょう。
反対側の真ん中バースデーとは何ですか?
1年の円で遠い回りのちょうど真ん中にあたる日で、近い回りの真ん中から約半年ずれた日です。5月10日と8月20日なら12月29日・30日です。365日は奇数なので、近い回りの真ん中と反対側の真ん中は、どちらか一方が必ず2日になります。
2月29日生まれの人の真ん中バースデーはどう計算しますか?
毎年同じ日にお祝いするなら、うるう年でない年の誕生日を2月28日か3月1日として、365日の暦で計算します。2月29日生まれと6月1日生まれなら、2月28日として数えると4月15日・16日、3月1日として数えると4月16日です。うるう年に実際の日数で数えると1日ずれることもあるので、ふだんお祝いしている日に合わせて決めるとよいでしょう。
3人以上の真ん中バースデーも計算できますか?
1年の円の上で、全員の誕生日の位置を平均した方向(重心)の日をグループの真ん中と考える方法があります。12月20日・1月10日・1月25日生まれの3人なら1月8日です。誕生日が1年じゅうに散らばっているほど真ん中ははっきりしなくなるため、その場合は目安として考えましょう。
同じ誕生日や1日違いの2人の真ん中バースデーはどうなりますか?
同じ誕生日なら、真ん中バースデーも誕生日と同じ日です。1日違いなら差が1日(奇数)なので、2人の誕生日そのものが真ん中バースデーになります。こうした場合は、約半年後にある反対側の真ん中バースデー(4月10日と4月11日なら10月10日)を2人の記念日にする楽しみ方もあります。