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四十九日はいつ?数え方と法要の日程・前倒しの考え方(年忌法要の早見表つき)

四十九日の法要はいつ行えばよいのでしょうか。忌日は亡くなった日を1日目として数えるのが一般的で、四十九日は命日の48日後にあたります。初七日から百箇日までの日付の出し方、関西の一部の数え方、一周忌・三回忌など年忌法要の早見表、土日に合わせて前倒しする考え方、三月またぎ、宗派・宗教による違い、享年と行年、喪中はがきの時期までを整理しました。

公開: 2026-10-16

家族を見送ったあと、最初に日取りを決めることになるのが四十九日の法要です。この記事では、葬儀社や寺院の解説で一般的とされる数え方をもとに、忌日法要・年忌法要の日付の出し方と、日程をずらすときの考え方を整理します。習わしは宗派・地域・お寺によって異なるため、最終的な日取りは菩提寺やご家族と相談して決めてください。

四十九日の数え方:亡くなった日を1日目に数える

仏式の忌日法要は、亡くなった日(命日)を1日目として7日ごとに数えます。7日目が初七日(しょなのか)、14日目が二七日(ふたなのか)と続き、49日目の七七日(なななのか)が四十九日です。葬儀社の解説でも、全国的には亡くなった日を1日目として49日目を計算し、「命日+48日」で求めるとされています(小さなお葬式「四十九日の計算方法は?」、家族葬のファミーユ「四十九日の数え方」)。

四十九日 = 命日 + 48日(例:2026年10月16日に亡くなった場合は2026年12月3日)

「49日後」ではなく「49日目」なので、カレンダーでは命日に48日を足した日になります。同じように初七日は命日の6日後、百箇日は99日後です。初七日から四十九日までは7日ごとなのですべて同じ曜日になり、亡くなった日が金曜日なら毎回木曜日です。初日を含めて数える考え方は日付・日数計算の活用でも解説しています。

関西の一部では前日から数える(お逮夜)

関西の一部には、亡くなった日の前日を1日目として数える地域があります。忌日の前日の夜(お逮夜・おたいや)に法要を営む習わしによるもので、四十九日は「命日+47日」と1日早くなります(家族葬のファミーユ)。浄土真宗本願寺派の資料でも、命日の前日(逮夜)から7日ごとに勤める地域があるとして、日取りはお寺に尋ねるよう案内しています(浄土真宗本願寺派 日高別院・和歌山教区御坊組「葬儀の規範」)。

初七日〜百箇日の日付早見表

2026年10月16日(金)に亡くなった場合の忌日法要の日付は、次のとおりです。読み方は、三七日(みなのか)・四七日(よなのか)・五七日(いつなのか)・六七日(むなのか)・百箇日(ひゃっかにち)です。

法要(何日目)一般的な数え方関西の一部の数え方
初七日(7日目)2026年10月22日(木)10月21日(水)
二七日(14日目)10月29日(木)10月28日(水)
三七日(21日目)11月5日(木)11月4日(水)
四七日(28日目)11月12日(木)11月11日(水)
三十五日・五七日(35日目)11月19日(木)11月18日(水)
六七日(42日目)11月26日(木)11月25日(水)
四十九日・七七日(49日目)12月3日(木)12月2日(水)
百箇日(100日目)2027年1月23日(土)2027年1月22日(金)

近年は、初七日を葬儀の日に繰り上げてあわせて行うことが増えています(小さなお葬式)。二七日から六七日は家族だけで供養することが多く(家族葬のファミーユ)、親族が集まり僧侶を招くのは忌明けとなる四十九日が中心で、納骨をあわせて行う家庭も多くあります。百箇日は忌日法要の最後の法要で、卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれます。

ご自身の命日で一覧を作るなら、法要日程計算ツールが便利です。初七日から五十回忌までの日付・曜日・六曜と、前倒しできる土日祝の候補をまとめて表示し、関西の一部の数え方や浄土真宗の呼び方にも切り替えられます。

一周忌・三回忌は何年後?年忌法要の早見表

百箇日のあとは、亡くなった月日と同じ日(祥月命日)に年忌法要を営みます。一周忌は亡くなってから満1年ですが、三回忌からは亡くなった年を1回目として数えるため「回忌の数−1」年後となり、三回忌は満2年、七回忌は満6年です(HOME ALSOK研究所「法要の〇回忌はどのように数える?」)。2026年10月16日に亡くなった場合、一周忌は2027年10月16日、三回忌は2028年10月16日です。

年忌法要亡くなってから2027年(令和9年)に営む方の没年
一周忌満1年2026年(令和8年)
三回忌満2年2025年(令和7年)
七回忌満6年2021年(令和3年)
十三回忌満12年2015年(平成27年)
十七回忌満16年2011年(平成23年)
二十三回忌満22年2005年(平成17年)
二十七回忌満26年2001年(平成13年)
三十三回忌満32年1995年(平成7年)
五十回忌満49年1978年(昭和53年)

二十三回忌・二十七回忌の代わりに二十五回忌(満24年)を営んだり、三十七回忌(満36年)を営んだりする地域・宗派もあります。最後の年忌法要を「弔い上げ」といい、三十三回忌か五十回忌とすることが多いとされます(HOME ALSOK研究所)。和暦で記された没年を西暦に直すときは、和暦西暦変換ツールが使えます。

土日祝に合わせるなら「前倒し」が一般的

法要の日が平日にあたるときは、本来の日より前の、近い土日祝に繰り上げて行うのが一般的です。葬儀社の解説では、四十九日は「49日目より手前、かつ49日目に一番近い土日」を選び、繰り上げは1週間以内にとどめるのが目安とされ、年忌法要も命日より後ろにずらさず前倒しで調整するよう案内されています(小さなお葬式、HOME ALSOK研究所)。四十九日は故人の行き先が決まる大切な日とされ、それより先に延ばすのは避けたいという考え方があるためです(小さなお葬式、家族葬のファミーユ)。2026年10月16日に亡くなった場合の例は次のとおりです。

法要本来の日前倒しの候補(直前の土日祝)
四十九日2026年12月3日(木)11月29日(日)・11月28日(土)
百箇日2027年1月23日(土)当日のまま・1月17日(日)
一周忌2027年10月16日(土)当日のまま・10月11日(月・スポーツの日)
三回忌2028年10月16日(月)10月15日(日)・10月14日(土)

法要日程計算ツールでは、当日とその前の7日以内にある土日祝を「前倒しの候補」として表示します。ある日付の曜日だけを確かめるなら曜日計算ツールも使えます。お寺には1か月〜2週間前を目安に連絡しておくとよいとされています(小さなお葬式)。

三月またぎ(三月越し)は気にするべき?

四十九日が、亡くなった月から数えて3か月目にかかることを「三月またぎ(三月越し)」といいます。「始終苦(四十九)が身に付く(三月)」という語呂合わせから縁起がよくないとする考え方があり、気にする地域や家庭では、三十五日(五七日)に忌明けの法要を行ったり、日程を繰り上げたりすることがあります(小さなお葬式、「葬儀の規範」)。

ただ、三月またぎは珍しくありません。一般的な数え方では、多くの月で14日以降(1月・2月は12日以降で、うるう年は13日以降。7月・12月は15日以降)に亡くなると三月またぎになり、2026年なら365日のうち211日と、半分以上の日付がこれにあたります。月末近くに亡くなった場合は、1週間繰り上げても3か月目にかかります。

葬儀社の解説では、絶対に避けなければならないものではないとしつつ、言い伝えを大切にする人がいれば配慮するよう勧めています(家族葬のファミーユ)。浄土真宗本願寺派の資料は「語呂合わせの迷信」とし、月の後半に亡くなれば3か月にわたるのはむしろ当然だとして、迷信で日を変えないよう説いています(「葬儀の規範」)。家族や親族の考え方も聞いて決めるとよいでしょう。

浄土真宗の考え方(中陰法要と満中陰)

浄土真宗でも、亡くなった日を1日目として7日ごとに勤める数え方は同じです。ただし、亡くなると同時に阿弥陀如来のはたらきでお浄土に生まれ仏となる(往生即成仏)と受けとめるため、法要は故人の冥福を祈る追善供養ではなく、故人を偲び仏法に触れるご縁として勤められます。浄土真宗本願寺派の資料には、次のような案内があります(「葬儀の規範」)。

  • 四十九日間を中陰といい、7日ごとの法要を中陰法要、四十九日(七七日)を満中陰(まんちゅういん)と呼ぶ
  • 勤行は逮夜(前日)に勤めてもよい
  • 友引などの日の吉凶で日取りを選ばない
  • 「満中陰が3か月にわたるといけない」は迷信で、それによって日を変えない

派やお寺によって作法が異なることもあるため、日取りはお世話になっているお寺に確認してください。

神式・キリスト教の場合の一般的な例

神式(神道):霊祭と式年祭

神式では、亡くなった日を1日目として十日祭から五十日祭まで10日ごとに霊祭(霊前祭)を営み、百日祭へと続きます(みんなの知識 ちょっと便利帳「神式での霊前祭の計算」)。近年は二十日祭〜四十日祭を省略したり、前後の霊祭にあわせたりすることも少なくないとされ、五十日祭は忌明けの区切りとされることが多い霊祭です(お位牌メーカー「神道の霊祭・式年祭とは」)。神社本庁も、五十日祭までを「忌」、一年祭までを「服」の期間とするのが一般的としています(神社本庁「服忌について」)。一年祭・三年祭・五年祭と続く式年祭(年祭)は満年で数えるのが一般的で、三年祭(満3年)は仏式の三回忌(満2年)と1年ずれます(お位牌メーカー)。地域や神社によって異なることもあるため、お世話になる神社に確認してください。

霊祭・式年祭数え方2026年10月16日に亡くなった場合
十日祭10日目2026年10月25日(日)
五十日祭(忌明け)50日目2026年12月4日(金)
百日祭100日目2027年1月23日(土)
一年祭満1年2027年10月16日(土)
三年祭満3年2029年10月16日(火)

キリスト教:追悼ミサと記念式

キリスト教には決まった法要の日はありませんが、一般的な例として次のように紹介されています(SOBANI「キリスト教の『追悼ミサ』『記念式』とは」、小さなお葬式「追悼ミサとは?」)。時期や行い方は教会・教派によって異なるため、所属する教会に相談してください。

  • カトリック:亡くなってから3日目・7日目・30日目に追悼ミサ(「3日後・7日後・30日後」とする解説もあります)。1年後の命日に死者記念ミサ
  • プロテスタント:亡くなってから1か月後ごろに記念式(記念会・記念集会)。その後は1年目・3年目・7年目などの召天記念日に記念式

享年(数え年)と行年(満年齢)の違い

位牌や墓誌などに記す年齢には「享年」と「行年」があります。享年は「天から享(う)けた年数」という意味で、生まれた年を1歳とし、元日ごとに1歳加える数え年で数えるのが一般的です。行年も本来は享年とほぼ同じ意味で、数え年で数えるのが一般的でしたが、1950年(昭和25年)に年齢のとなえ方に関する法律が施行されて満年齢が広く使われるようになってから、満年齢で数えることが多くなりました(HOME ALSOK研究所「享年とは?」)。ただし明確な決まりはなく、享年を満年齢で記すお寺や地域もあります。

享年(数え年)= 亡くなった年 − 生まれた年 + 1

1940年12月20日生まれの方が2026年10月16日に亡くなった場合、享年は2026−1940+1=87、満年齢(行年)は誕生日の前なので85歳です。数え年は満年齢より、その年の誕生日のあとなら1歳、誕生日の前なら2歳多くなります。

享年は年数を表すため「享年八十七」と「歳」を付けないのが本来の書き方とされますが、近年は付けることも多くなっています。すでに位牌や墓石がある場合は、先に刻まれた表記に合わせるのが一般的です(HOME ALSOK研究所)。年齢計算ツールで基準日を命日にすると、亡くなった日時点の満年齢と数え年をまとめて確かめられます。

喪中はがきと初盆の時期の目安

身内が亡くなった年は、年賀状の代わりに喪中はがき(年賀欠礼)を出すのが一般的です。日本郵便の案内では、相手が年賀状を準備する前に届くよう、11月から12月上旬までに投函するのが目安とされています。12月後半に亡くなった場合など間に合わないときは、松の内(一般に1月7日、関西など一部では1月15日)が明けてから立春(2月4日ごろ)までに寒中見舞いでお知らせする方法があり、喪に服する範囲は一般に2親等までとされています(郵便局のプリントサービス「喪中はがきの範囲と時期」)。2026年10月16日に亡くなった場合は、2026年11月〜12月上旬に「2027年の年賀欠礼」として出すことになります。

四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆を初盆(新盆)といい、四十九日より前にお盆を迎える場合は一般に翌年が初盆になります(All About「新盆・初盆とは?」)。2026年10月16日に亡くなった場合は、2027年のお盆(8月盆なら8月13日〜16日)が初盆です。

※本記事は、2026年10月時点で確認した葬儀社・寺院・神社関係の解説や日本郵便の案内などをもとに、法要の日程の一般的な目安をまとめたものです。数え方や法要の時期・作法は、宗派・地域・お寺や神社・教会によって異なります。実際の日程は、菩提寺や神社・教会、ご家族と相談して決めてください。

よくある質問

四十九日は亡くなった日から何日後ですか?

亡くなった日(命日)を1日目として数えた49日目で、カレンダー上は命日の48日後です。たとえば2026年10月16日に亡くなった場合は2026年12月3日です。関西の一部のように亡くなった日の前日を1日目として数える地域では、1日早い命日の47日後になります。

四十九日の法要を土日にずらすなら、前と後ろのどちらですか?

本来の日より前の、近い土日祝に繰り上げて行うのが一般的です。四十九日を繰り上げる場合は1週間以内が目安とされ、後ろにずらすのは避ける考え方があります。年忌法要も命日より前に行うのが一般的です。お寺や参列者の都合もあるため、菩提寺やご家族と相談して決めてください。

三回忌は亡くなってから何年後ですか?

満2年後の祥月命日です。一周忌は満1年ですが、三回忌からは亡くなった年を1回目として数えるため、「回忌の数−1」年後になります。七回忌は満6年、十三回忌は満12年、三十三回忌は満32年です。たとえば2027年に三回忌を迎えるのは、2025年に亡くなった方です。

四十九日が三月またぎになるときは、日程を変えたほうがよいですか?

「始終苦が身に付く」という語呂合わせから気にする考え方がある一方、葬儀社の解説では絶対に避けなければならないものではないとされ、浄土真宗本願寺派の資料では迷信によって日を変えないよう説かれています。一般的な数え方では多くの月で14日以降に亡くなると三月またぎになり、珍しいことではありません。気にする親族がいる場合は相談して決めるとよいでしょう。

神式の五十日祭や三年祭はいつ行いますか?

霊祭は亡くなった日を1日目として数え、五十日祭は50日目(命日の49日後)で、忌明けの区切りとされることが多い霊祭です。式年祭は満年で数えるのが一般的で、一年祭は満1年、三年祭は満3年です。仏式の三回忌(満2年)とは1年ずれます。地域や神社によって異なる場合があるため、お世話になる神社に確認してください。

享年と行年はどちらを使えばよいですか?

一般に享年は数え年(亡くなった年−生まれた年+1)、行年は満年齢で記すことが多いとされますが、明確な決まりはありません。位牌や墓石にすでに刻まれている表記があれば、それに合わせるのが一般的です。迷うときは菩提寺に確認すると安心です。

喪中はがきはいつまでに出せばよいですか?

11月から12月上旬までに投函するのが目安です。12月後半に亡くなった場合など間に合わないときは、松の内が明けてから立春(2月4日ごろ)までに寒中見舞いでお知らせする方法があります。喪に服する範囲は、一般に2親等までとされています。