ふるさと納税 限度額シミュレーターツール
年収・家族構成・社会保険料などを入力すると、自己負担2,000円で済むふるさと納税の寄付上限額の目安を計算します。2026年(令和8年分)の税制改正に対応し、給与所得控除・基礎控除・配偶者控除・扶養控除・住民税の調整控除と、上限の計算に使う所得税率の判定をもとにした概算です。
詳細設定(任意)
年収別 上限額の目安
選択中の寄付する年・家族構成・扶養・社会保険料の条件で、年収ごとの寄付上限額の目安を一覧表示します。条件を変えると自動で再計算されます。
| 年収(額面) | 上限額の目安 | 所得税率 |
|---|
いずれも自己負担2,000円で済む寄付額の概算で、1,000円未満を切り捨てています。社会保険料を未入力の場合は「年収×15%」で試算しています。所得税率は上限の判定に使う区分です(所得税がかからない人は0%)。実際の上限は他の控除や収入変動で前後します。
控除の仕組みと精度について
ふるさと納税の控除は「①所得税からの控除(寄付額−2,000円)×所得税率」「②住民税の基本控除(寄付額−2,000円)×10%」「③住民税の特例控除(残りの部分)」の3つで構成されます。このうち③の特例控除には「住民税所得割額(調整控除後)の20%」という上限があり、これが寄付上限額を決めます。本ツールは、給与所得控除、所得税・住民税の基礎控除、配偶者控除・配偶者特別控除、扶養控除(19〜22歳の特定扶養を含む)、社会保険料控除、住民税の調整控除と非課税の判定を反映して住民税所得割額を計算し、上限額の目安を出します。年の途中の収入の変動、自治体ごとの税率の違い、住宅ローン控除などの税額控除は反映していないため、結果は概算です。
上限額 = 住民税所得割額(調整控除後)× 20% ÷(90% − 所得税率 × 1.021)+ 2,000円
所得税率は「住民税の課税所得 − 人的控除の差(基礎控除分は5万円)−(所得税の基礎控除 − 48万円)」の金額で判定します(2025年の寄付から)。この金額が0円未満になる人(所得税がかからない人)は「90%」で割ります。
2026年の改正で、上限が前年より下がる人もいます
2026年分から所得税の基礎控除が最大104万円に引き上げられ、所得税の税率区分が一段下がる人がいます。税率区分が下がると所得税で控除される割合が減り、そのぶん住民税の特例控除で控除する割合が増えるため、特例控除の上限に早く届き、寄付の上限額は前年より下がります。たとえば年収500万円・単身(社会保険料は年収の15%)では、2025年の寄付は約6.1万円、2026年の寄付は約5.7万円が目安です(単身でこの前提なら、年収およそ476万〜527万円で約3,300〜3,800円、1,357万〜1,361万円で約5万円下がります)。給与収入がおおむね220万円以下の人も、給与所得控除の最低額が74万円に上がって住民税の所得割が減るため、上限が少し下がります。前年の上限や前年の源泉徴収票の数字をそのまま使わず、2026年の条件で計算し直してください。
2027年の寄付から特例控除額に193万円の上限
2027年の寄付(令和10年度の住民税)からは、住民税の特例控除額に193万円(道府県民税77.2万円・市町村民税115.8万円。指定都市は38.6万円・154.4万円)の上限が加わります。上限に届くのは年収がおおむね1億円を超える人で、それ以外の人は2026年と同じ計算です。
計算の根拠と出典(2026年10月時点)
- 国税庁 タックスアンサー No.1199 基礎控除
- 国税庁 タックスアンサー No.1410 給与所得控除
- 国税庁 令和8年度 源泉所得税の改正のあらまし
- 総務省 ふるさと納税ポータル「控除額の計算」
- 総務省 令和8年度地方税制改正等に関する事務連絡(2026年1月21日。特例控除額の上限193万円など)
- 横浜市 税額控除(令和8年度以降。調整控除・寄附金税額控除の割合の判定)
本ツールは一般的な情報提供を目的とした概算シミュレーターであり、税務上の助言ではありません。正確な上限額は源泉徴収票・確定申告の内容にもとづき、お住まいの自治体や税理士・税務署にご確認ください。
- 本ツールの計算結果はあくまで概算の「目安」であり、実際に控除される金額や自治体の上限を保証するものではありません。
- 給与所得者(会社員・公務員)を前提とした簡易計算です。個人事業主・年金収入のみの方・複数収入がある方は結果が大きく異なります。
- 住宅ローン控除などの税額控除がある場合は、上限額が変わることがあります。医療費控除などの所得控除は「その他の所得控除」に入力すると反映されます。
- 本ツールは税務アドバイスを目的としたものではありません。正確な金額は税理士やお住まいの自治体・税務署にご確認ください。
- すべての計算はブラウザ内で完結し、入力内容がサーバーに送信されることはありません。
- 2026年10月時点の法令・公表資料にもとづく計算です。2027年分は2026年と同じ控除額として計算しており、今後の改正で変わる場合があります。
使い方
寄付する年と年収を入力
寄付する年(2026年または2027年)を選び、スライダーまたは数値入力でその年の給与収入(額面・ボーナス込み)の見込みを入力します。
家族構成・扶養を選択
配偶者控除・配偶者特別控除の有無(配偶者特別控除なら配偶者の年収も)と、16歳以上の扶養親族の人数を選びます。社会保険料や19〜22歳の扶養親族などの詳細も任意で入力できます。
上限額の目安を確認
入力と同時に、自己負担2,000円で済む寄付上限額の目安と内訳、2025年に寄付した場合との違いが表示されます。
ふるさと納税 限度額シミュレーターとは
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付すると、自己負担2,000円を除いた金額が所得税・住民税から控除される制度です。ただし全額が控除される寄付額には上限があり、年収や家族構成によって大きく変わります。本ツールは、2026年(令和8年分)の給与所得控除・基礎控除・配偶者控除・扶養控除と、住民税の所得割・調整控除をもとに、その上限額の目安をブラウザ上で瞬時に計算します。2027年の寄付から加わる特例控除の上限193万円にも対応しています。
機能・特徴
- リアルタイム計算寄付する年・年収・家族構成を変えるたびに、寄付上限額の目安が即座に再計算されます。
- 内訳と前年比較課税所得・所得税率・住民税所得割に加え、2025年に寄付した場合との違いとその理由も表示します。
- 2026年の税制に対応基礎控除の引き上げ、配偶者控除・配偶者特別控除(配偶者の年収から計算)、扶養控除、住民税の調整控除を反映します。
- プライバシー保護すべての計算はブラウザ内で完結。年収などの入力はサーバーに送信されません。
活用シーン
- ふるさと納税を始める前に、いくらまで寄付できるか目安を知りたいとき
- 昇給・転職で年収が変わったので上限額を見直したいとき
- 結婚・出産など家族構成の変化が上限額に与える影響を確認したいとき
- 年末までに追加でいくら寄付できるか確認したいとき
- 2026年の税制改正で、去年の上限額のままでよいか確かめたいとき
関連ツール・ガイド
上限額の目安が分かったら、手取りや住民税、資産運用とあわせて家計をチェックしてみましょう。